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おもに沖縄諸島のハブの生態と対策の情報 です.「ハブ」は,ハブ以外のハブの仲 間を含む場合があり,対策や応急処置の方法の多くは共通です.
対策用具等の価格や,資材・業務の提供状況 等は変動しますので,電話等でご確認を.
目次から各説明ページへ移動しま
す.内容が多いですが,まずは強調した語句(赤字や黄青地)をごらん下さい.
Link to the page on Net-trap Method in English
References are in two files as: All Papers and contents of Reports
緊急時の対応 | 事前 に ヘビを覚える |
ハブが 出た 逃がした 咬まれた | |
予防対 策 | 家族や個人 で行う |
関連機関 が 行う | |
土木工事・農作業 とハブ | |
対策法と道具 | 環 境の整備 |
ハブフェンス | |
刺し網 | |
誘導トラップ | |
ハブ捕り器 | |
その他 の 道具 |
ハブ予防対策と生態など「ハブ」はハブの仲間を含む場合あり. 表示の価格や資材の提供状況 等は変動.
入手先 内容と情報は主なものを記しましたが,対応できない場合もあります. | ||||||
分類 |
機関 |
場所 |
Tel |
Fax |
相談などの内容 |
ホームページの情報 |
各市町村 |
ハブ担当課 |
市町村役場内 (課の名前は市町村により異なりま す,代表に電話しハブ担当を訪ねます) |
ハブ捕り器の設置,環境整備の相談,ハブ引き取り |
対策等の説明を含む場合あり |
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沖縄県 |
衛生薬務課 |
県庁内4階 |
(098) 866-2255 |
|
相談,事業計画 |
抗毒素常備医療機関のリストhttp://www3.pref.okinawa.jp/site/view/cateview.jsp?cateid=93 |
衛生環境研究所 |
うるま市字兼箇段 |
(098) 987-8211 |
(098)987-8210 |
相談,資料提供,展示,ハブ引き取り,採毒,研究 |
対策の説明,リーフレットのファイルhttp://www.koeikyo.com/ |
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鹿児島県 | 大島支庁保 健福祉環境部 衛生・環境室 | 奄美 市名瀬永田町 | (0997) 52-5411 | (0997) 53-7874 |
ハブ と対策の説明,鹿児島県の咬傷時の医療機 関のリストと咬症・買い上げ数 |
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財団法 人 |
沖縄県公衆衛生協会 |
南城市大里 |
(098) 945-2686 |
(098)945-3973 |
材料・器具の販売 |
対策用器具等の説明http://www.koeikyo.com/ |
日本蛇族学術研究所(蛇研,スネークセンター) |
群馬県太田市 |
(0277)78- 5193 |
(0277)78-5520 |
日本・世界のヘビの展示や催し,採毒,研究 |
施設案内,ヘビの解説,催しの案内http://www.sunfield.ne.jp/~snake-c/ |
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南城市大里に位置する機関は,大里の南風原自治会公民館の坂の上 の,沖縄県動物愛護管理センターの手前にあります . |
関連文献 (沖縄県のハブの生態と防除に関するものが中心) のリスト(エクセルファイル)は, こ こから
学 会・研究会 沖縄県の爬虫両棲類に関 係 (2017年時点での住所など)
沖縄両生爬虫類研究会
〒903-0213 沖縄県西原町千原1
琉球大学教育学部自然環境科学教育コース内
他の知識 | 沖縄県のハブ対策関連の 年譜 |
ハブは こんな動物 | |
ハブについての 誤解や迷信の訂正 | |
ハブの咬傷の 症状 と沖縄県内の 咬症件 数 | |
外来の有害ヘビ | |
奄美諸島 のハブに ついて | |
マムシと世界の毒ヘビ 被害 | |
情報や道具の入手先 (関連文献なども) |
2022 年10月 小売店での刺し網販売開始:
一部の日曜大工店にて刺し網の入手が可能となる.長さ50mあまりのものを販売.電話などで在庫を確認後に,来店されたい.
2021 年8月 粟国島での確認ハブ数増加: 2017年の初確認以降,2020年度に17匹,2021年度は8月時点で24匹が捕獲され,島内の累計確認数は55匹となっている.ハブの定着阻止は困 難であるが,刺し網の大量投入は試すべきであろう.
2020 年6月 粟国島でのべ20匹のハブ確認: ハブがいない島ながら,2017年の3匹に続き,年2匹,9匹の確認後,2020年はすでに6匹の捕獲となり,ハブがいない島での初めての定着例となりそ うである.根絶には,数千万円を要するマウス入り罠より,刺し網の大量設置が現実的であろう.
2019 年6月 抗毒素投与遅れで賠償 : 2016年にハブに左足をかまれた男性にたいし,沖縄県立中部病院による抗毒素の投与が約9時間後と遅れため後遺症が生じたとして,那覇地裁は県 に損害賠償の支払いを命じた.
2019 年5月 タイワンスジオ買い取り: 県が生態調 査を目的に,2018年度(91匹を買い取り)に続き,特定外来種タイワンスジオの買い取りを開始.1匹5千円で100匹に達し次第終了.捕 獲従事者としての事前登録が必要.
2019 年4月 粟国村で6例目のハブ : 深夜に住民が発見後排水溝に逃げたハブを捕獲した.粟国での過去の発見例は,2017年9,10,11月,2018年6,11月.県は抗毒素を配 備し,今年も罠60台を設置して調べる.
2018 年8月 タイワンスジオの買い上げ開始 : 特定外来生物のタイワンスジオ(無毒)の買い上げを,沖縄県環境部が開始.生息状況や食性の調査が目的.1匹5千円で11月30日まで200匹 を,登録した人から買い上げ.
2017 年9月 血清治療遅れを提訴: 2016年11月夜にハブに咬まれ,沖縄県立中部病院に搬送された男性.ハブに咬まれたたことを伝え,牙痕・腫れもあったが, 血清病の懸念などか ら,血清治療は8時間以上経過後になされた.訴えでは,筋肉の壊死と関節の運動障害があり,原因を血清使用の遅れとしている.
2017 年9月 粟国島でハブ発 見: 2017 年9月2日14:00ころ,粟国島の再生処理場で,ハブ1匹が捕獲された.ハブは4日に死亡し,全長約1m(107cm)の雌であった.粟国 島にはハブ類 は生息しないとされており,持ち込まれた可能性がある.その後同年10月13日に全長53.5cmの子ハブも捕獲された.
2017年3月 ハブ捕り人 無許可飼育で
逮捕後不起訴: 沖縄島でのハブ捕り人と取引先の業者が,動物愛護法の無許可飼養容疑で逮捕されたが,その後不起訴となった.ハブ捕
り人は,これを機
会に,特定動物飼養・保管許可証を取得した.沖縄県では,一般住民もハブの捕獲と保管を行う場合がある.環境省によると,飼育について
は,許可権をもつ都 道府県が柔軟に判断している.
2014年7月 シニア等へハブ対策のベテ ラン養成開始: 老人クラブ等を対象に,地域でハブ対策を実施・指導できる人材の養成を提案.養成後は,環境整備・ハブフェンスの指導,迷信の訂正,刺し網や ガムテープ罠 の設置などを担当可能(一部は有償にて).ハブ捕り等の危険業務無し.養成は無償,問い合わせは,ヘビ対策助っ人まで(電話:090-3792-9633 西村).ハブが多い地域や施設にベテランが一人いると,効果的なハブ対 策が長年続く.
2014年4,5月 ハブによるヤンバルク
イナ捕食2例: いずれも,名護市の眞喜志康弘氏が捕獲したハブ.
4月28日 国頭村で捕まえたハブの腹からヤンバルクイナの幼鳥4羽発見.
5月8日 国頭村の林道で,ハブが成鳥のヤンバルクイナの頭の部分を飲み込んでいるところを見つけ捕獲.さらにハブの腹中からヤンバルクイ
ナとみられる卵を4個発見.
2014年4月
奄美で10年ぶりにハブに咬まれ死亡: 奄美大島の南に位置する加
計呂麻島にて,4月10日午前9時ごろ,男性(51歳)がハブに右手の甲を咬まれ,血清治療を受けたが約2時間後に死亡.
2014年3月 単行本 「詳しいハブ対策− 気づかない危険の回避を永遠に−」が新星出版(株)から出版.: 本HPを凝縮.対策法の留意点とハブの生態や被害を紹介し,身近で気づ かない危険性を軽減する有効手法を解説.97頁,税抜き900円.
2013 年4月 宮古島でサキシマハブ発見: 2013年4月19日13:00ころ,宮古 島の平良港近くの公園で,サキシマハブ1匹が捕獲された.宮古島にはハブ類は生息せず,貨物に紛れて持ち込まれた可能性がある.
2012
年10月 ハブ対策用具の価格改定: 沖縄県公
衆衛生協会が,ハブ対策用具の販売価格を改定.詳しくは,次のホームページから. http://www.koeikyo.com/
2011 年11月,2012年6月 タイワンスジオの買い上げ開 始 (2013年3月末 当年度分終了): 沖縄島の生態系にとって驚異となっている,特定外来生物のタイワンスジオ(無毒の外来ヘビ)の買 い上げを,環境省が開始.期間や匹数を限定し,2011年は1万円,2012年は5千円にて,登録した人から買い上げ.詳細は,次のホーム ページなどを参 照. http://kyushu.env.go.jp/naha/pre_2012/0615a.html
2011 年11月 2 m42 cmのハブを恩納村で捕殺 (沖縄タイムスなど): 2011 年10月12日に恩納村の住宅地路上で捕殺されたハブが,その後の計測で全長が2 m42 cmに達することが分かり,これまでの県内最長記録の2 m25 cm(2005年11月に糸満市で捕獲)を17 cmも上回った.体重は,2.9 kgであった.奄美大島では,2 m41 cmの記録があったが,今回のハブはそれよりも長かった.
2011
年4月 家庭用 の刺し網の送付と手渡し を開始 材料は無料,ヘビ対策助っ人による地域や施設対象の設置指導も可(無償)
経費と労力がわずかなハブ捕獲法で,家庭でも利用可能な刺し網法の普及のため,1軒分の刺し網の送付を開始.
〒901-0611 南城市玉城富里285-3 西村方 ヘビ対策ボランティア (電話:090-3792-9633)
あてに,94円分の切手と,自分の住所氏名を記したメモを,郵便で送る.
折り返し,長さ約7 m (幅60cm)の網と説明書が送られてくる.
直接の受け取りは,上記ヘビ対策ボランティア,または少数
の役場で.
この網で,短い刺し網が5枚から8枚造れる.網だけで
の設置も可能だが,ワイヤーメッシュ(自ら準備)利用の小型がお勧め.絡
まったハブがしばらく生きていることがあり,設置の責任は利用者が持つ.気長に3年以上は設置する.サキ
シマハブとタイワンハブは捕れない.刺し網法の説明は, ここから.
2011年2月 2010年に
奄美大島と徳之島でのハブの買い取り数が急増
(毎日新聞地方版から): 奄美大島 と徳之島では1954年度から,被害防止対
策として県と市 町村がハブを買い上げているが,2010年の1年間のハブ
の捕獲が前年の1.5倍に急増した(30733匹
で,前年から10393匹増加).暖冬と長かった梅雨などでハブの出没が多かったため
とみられるが,市町村からは「報奨金(1匹4000円)
を目当てにハブ獲(と)りの住民が増えている」と,不況が要因という指摘も出ている.
改訂歴